経験豊かな国家技能検定1級取得の技能者集団が、時計に関するあらゆるトラブルを解決します。修理工程をご紹介します。疑問な点などは、まずはご相談ください。
お預かりした修理品は受付・履歴・納品まで全てパソコンで管理されます。
はじめに、裏ぶた回りの清掃をします。
電池交換・オーバーホールと ご依頼内容に分かれて作業が進みます。
電池交換
裏蓋を開け、電池交換を交換します。
運針状態と各機能をチェックします。
クォーツウォッチは各種測定器によって、ムーヴメントの消費電流・波形・千分の一までの精度を測定し調整します。
※写真の測定値は1日にプラス0.134秒の誤差です。
手巻き・自動巻きウォッチはオーバーホール後、色々な姿勢差ごとの精度を測定しながら調整していきます。
テスラメーターで磁気を測定し、残っている場合は「脱磁」をします。
※写真の測定値は0.4テスラですので、脱磁を行います。
防水時計はその防水性能に合わせて空圧式・水圧式の試験機を使い分けてテストします。
※ドーム型の蓋を閉じ、内部を加圧することで防水試験をします。
写真のような大型の時計でも検査が可能です。
※水中加圧式(深度600mまで可能)
外装を超音波洗浄機で洗浄します
修理の終わった時計はその性能に合わせて温度サイクル試験などの検査を行います。※温度サイクルテスター(冷蔵庫位の大きさです)
厳密な出荷検査を終えてから納品されます。
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